内部監査員養成研修

タテックス有限会社では、独自に開発したISO20000/ISO27001/ISO14001/ISO9001/プライバシーマークの内部監査員養成研修、並びに内部監査員リフレッシュ研修のサービスを開催しております。

*リフレッシュ研修を開発した動機

これまでは新規に内部監査員になる人を対象とした内部監査員養成研修がほとんどで既存の内部監査員がスキルアップしたいなどのニーズに合う研修がありませんでした。
しかし、ISO9001やISO14001の普及に伴い、ISO認証取得後、マネジメントシステムが成熟しているにも係わらず、規格への適合性のチェック方法を主とする初歩的な内部監査員研修しかなかったため、内部監査員が力量をあげたくとも効率よく知識を身につける手段がありませんでした。
そこで、ケーススタディなどを通じて内部監査員のスキルアップを図る内容で研修を開発いたしました。

*研修の長さ、実施日

内部監査員リフレッシュ研修は、主に1日コースで依頼された企業に出張し研修を行うものです。
もちろん、ご要望によっては2日コースへのアレンジも行っております。土曜日・祝日でも実施可能です。
実施は、単独の組織でなくとも、幹事会社を設定して頂ければ、複数の組織の集まりでの開催も可能です。
日程は相談のうえ、調整して決めさせて頂きます。
コースの実施は1日で、時間は原則として10:00~16:00(12:00~13:00は昼休み)ですが、適宜休憩を入れます。

*「有効性」とは何のことでしょうか。
JIS Q 9000:2015(3.7.11)では次のように定義されています。

–有効性(effectiveness);計画した活動を実行し、計画した結果を達成した程度。

JIS Q 14001:2015 (A.9.3)では、適切(性)、妥当(性)、有効(性)の違いを次のように説明しています。

— “適切(性)”(suitability)とは、環境マネジメントシステムが、組織、並びに組織の運用、文化及び事業システムにどのように合っているかを意味している。
–“妥当(性)”(adequacy)とは、この規格の要求事項を満たし、十分なレベルで実施されているかどうかを意味している。
–“有効(性)”(effectiveness)とは、 望ましい結果を達成しているかどうかを意味している。

ISO活動で、決められた通りに、適合性を確保し、きっちりと仕事を実施していても、その結果が見込みどおりではない(極端な場合は何の役にも立たない)場合は有効とは言えません。~

仕事そのものが建前化・形骸化していたり、その仕事のやり方を規定した手順に問題があると、期待どおりの、価値ある結果は得られません。「ISO のためにただやっているだけ」の仕事は、これまでの審査では「適合」で済んだのでしょうが、これからは適合ではあっても「有効ではない」と評価し、経営に役立つように変革していく必要があります。

*有効性監査とは
経済産業省ガイドラインでは、「規格適合性だけでなく、規格がシステムとして有効に機能しているかどうかを、パフォーマンスが向上しているかどうかで判断する監査のこと」と定義されています。

JAB/ISO 9001公開討論会(2009年3月16日)のWG1の考え方では、「“QMSの有効性”を検証するため、アウトプットに着目し、“結果”または“実施された程度(パフォーマンス)”が目標または期待された結果を生み出すようになっているかどうかを判定すること」としています。

*有効性監査と適合性監査の関係
-適合性監査
–ISO9001/14001/27001に適合しているかをみる監査
–ISO9001/14001/27001の条項をすべて満たし、マネジメントシステムが有効に機能している場合が合格
-逐条監査
–ただ単純に、ISO9001/14001/27001などの条項ごとに、要求事項を満たしているかを判定する監査

「適合性監査は有効性監査の一部である」、「有効性監査は適合性監査よりレベルが高い、付加価値監査はさらにレベルが高い」の使い方はしません。

*有効性監査のポイント

有効性監査のポイントは、次のとおりです。
+ アウトプットとその目標( 管理項目、管理指標を含む )を確認する
+ それらとトップの意図、方針との関係を把握する
–トップマネジメントへのインタビューが重要
+ 方針、目標の妥当性を確認する
+ アウトプットとその目標が達成されているかを見るとともに、そのために必要な活動が行われているかを確認する。すなわち、活動のパフォーマンスをみる。
+ 目標の達成だけが重要ではない
— 製品、顧客、技術の特性から、重要なプロセスを知ることができる
— そのプロセスで、何をすべきかが明確になっているか、妥当な活動が行われているか、をみることが必要である
— 目標の達成度合いだけでなく、プロセスも見ることが重要である

*対象者

このコースは既に内部監査員研修を受け、内部監査員として活躍されている方を対象に実施します。抜本的な再トレーニンングにより、効果的でより良い内部監査ができるようにするものです。

ケーススタディにより内部監査プロセス・プログラム・手順を見直しするきっかけとなることでしょう。

内部監査員が次のような状態になっている場合に、このコースをお薦めします。

・現状の内部監査のやり方に手詰まりや限界を感じ、内部監査の効果が出ていない。
・内部監査のやり方がワンパターン化し、マンネリ気味になっている。
・形式的・表面的な内部監査になり、問題点や改善の余地を探り出せなていない。
・内部監査員を活性化し、従来とは違うアプローチの内部監査をさせたい。
・内部監査員のレベルアップをさせたい。
・内部監査プロセスの有効性に疑問がある。
・適合性を見る内部監査から、システムの有効性できれば効率を追求できる内部監査にシフトしたい。
・内部監査で経営に役立つ不適合が出てくるように変えたい。~

*会場、テキスト、修了証 ・研修会場は各組織でご用意ください(詳細事項は個別打合せにより決定)。

・予めテキストをお渡ししますので、ご用意ください。
・この研修を修了された方には、修了証を発行いたします。~

*評価

この研修で教わったことをヒントに内部監査のレベルアップを図りたいと、たいへん好評を得ています。⇒ お客様の声

*■お問い合わせ・お申込み

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*内部監査員研修関連ページ
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